脆弱性のパッチ未適用率が上昇--フレクセラ調べ

ZDNET Japan Staff

2017-05-29 17:00

 フレクセラ・ソフトウェアは5月29日、2017年第1四半期の日本におけるソフトウェアの脆弱性やパッチ適用状況などに関する調査結果を発表した。

 それによると、Windows OSにパッチを適用しないPCユーザーの割合は9.3%で、前年同期比で4.1ポイント増加した。Windows以外のOSでも同じく9.3%に上った。OSから生じる脆弱性は35%で、同15ポイント増加している。

 Microsoft以外のソフトウェアにおける脆弱性を修正するパッチの未適用率は平均14.6%だった。過去12カ月に報告された脆弱性件数や市場シェアとユーザーのパッチ未適用率から分析した日本における危険度の高いプログラムのトップ3は、以下の通りとなっている。

  • Apple iTunes 12.x(パッチ未適用率59%、市場シェア41%、脆弱性77件)
  • Oracle Java JRE 1.8.x/8.x(パッチ未適用率54%、市場シェア41%、脆弱性44件)
  • Lhaplus 1.x(パッチ未適用率63%、市場シェア26%、脆弱性0件)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]