大手コンサルティングファームの調査によれば、世界のサイバー保険市場は約25億ドル(約2500億円)であり、その9割は米国企業で占められている。サイバー攻撃の脅威の認識が高まるにつれ、取り組みが遅れていた業界や国での加入が増加し続けており、2020年までに少なくとも75億ドル(約7500億円)まで成長が見込まれると予測している。
日本においては、2013年に外資系損害保険会社がサイバー保険の販売を開始したのが最初で、2015年には国内損害保険会社が一斉に販売を開始したことから、2015年はサイバー保険元年とも言われている。
「サイバー攻撃被害の範囲を特定できるか」など、ZDNetの興味深い記事を集めたPDFを次ページで紹介する。