VMwareは米国時間6月1日、市場予想を上回る2018会計年度第1四半期決算(5月5日締め)を発表した。
売上高は前年同期比9%増の17億4000万ドル、非GAAPベースの純利益は4億1200万ドル(希薄化後1株当たり利益は99セント)だった。
アナリストらは売上高を17億1000万ドル、1株あたり利益を96セントと予想していた。
ライセンス収入は6億1000万ドル、非GAAPベースの営業純利益は4億9500万ドルだった。また、営業キャッシュフローが7億7500万ドルだった一方、フリーキャッシュフローは7億2600万ドルだった。
VMwareの最高経営責任者(CEO)Pat Gelsinger氏は今回の決算発表で、第1四半期には同社のソフトウェア定義データセンター(SDDC)やクラウドポートフォリオとともに、デジタルワークスペース製品に対する顧客の関心が高まったと述べている。またGelsinger氏はGoogleやMicrosoft、Oracleとの提携発表を含め、パートナーエコシステムの強化に向けた同社の取り組みにも言及している。
同社の最高財務責任者(CFO)Zane Rowe氏も発表で「われわれは業績に満足しており、顧客がプライベートクラウドやパブリッククラウド、ハイブリッドクラウドの戦略を推進するなかで、彼らに価値をもたらすことに引き続きコミットしていく」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。