Dropboxは米国時間6月13日、同社のプラットフォームに新たな機能を複数追加した。管理者はこれらの機能を用いることで、チームのDropbox利用をより厳格に管理するとともに、高い可視性を得られるようになる。
新たな機能には、チーム管理の合理化に焦点を当てて刷新した管理者コンソールや、企業データへのアクセスを制限する新しいウェブセッション制御機能、カスタムビルド形式でパスワードの強度をデータベースと照合して評価するパスワード強度判定機能、どのサブドメインが企業のDropboxアカウントにアクセスできるかを統制するサブドメイン認証機能が含まれている。
今回のアップデートは、同社が1年以上前から推進してきている「AdminX」イニシアティブにおける最新の成果だ。同イニシアティブは、企業やチームにおけるDropboxプラットフォームのエクスペリエンスを向上させるという目的で、管理者機能を強化してきている。
同社は2016年7月、AdminXイニシアティブにおける最初の成果として、管理者向けダッシュボードを刷新するとともに、ドキュメントの共有や整理、セキュリティをフォルダレベルで制御可能にした。そして同年11月にはさらなるアップデートを実施し、ネットワーク管理や、機器認証、レポート作成、監査を一元化するためのツール群を追加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。