ビームスは、同社のアウトレット店舗イベントで、富士通の「FlowSign Light」を活用したコンテンツ配信を実施する。富士通が発表した。
FlowSign Lightは、可視光通信を利用したコンテンツ配信サービス。富士通研究所が開発したLED情報伝達技術を用いてLEDの光に情報を埋め込み、スマートフォンをその光に照射された対象物にかざすことで、ユーザーに情報が提供される。ユーザーは、専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、スマートフォンを対象物にかざすことで、直感的に関連情報を取得することができる。
スマートフォン画面の遷移イメージ
サービスの全体イメージ
ビームスは、アウトレット店舗での家族向けイベントに活用。来店客がスマートフォンをイベントブースにかざすと、ビームスのオリジナルフォトフレームを使った写真撮影をできるようにする。全国から募集した子どもが描いた絵を展示するウィンドウ脇スペースに、FlowSign Light専用のLED照明を設置し、アスコンがデザインしたフォトフレームとひも付けられたID情報を埋め込んだ光を照射する。
サービス提供期間は6月30日までで、ビームス アウトレット 木更津および同入間で実施する。
富士通は今回のフォトフレームデザインを担当したアスコンと連携。FlowSign Lightを活用したフォトフレーム撮影の仕組みを確立するほか、観光やイベントなどの幅広い分野でのFlowSign Lightの利用拡大を目指す。