セキュアブレインは6月14日、日本政府や国内企業向けに「サイバースパイ対策情報サービス」を開始した。提供情報を活用することでセキュリティ対策を強化できるとしている。
新サービスは、サイバースパイの脅威にさらされる政府機関や防衛産業、企業などに特化した情報提供を行う。同社は、こうした組織が敵対者による攻撃を受けており、情報漏えい事件が多発していると指摘。スパイ攻撃の特徴や対策に必要となる具体的な脅威情報(コマンド&コントロールのサーバのIPアドレスやドメイン名、マルウェアのハッシュ値など)を提供する。
サービスメニューは、情報を年12回提供する「Basic対策情報サービス」を基本に、年4回の情報提供を行うオプションの「Advanced対策情報サービス」から構成される。Basic対策情報サービスでは、過去1カ月の攻撃動向や解析結果、対策の提案と今後の見解をレポートする。Advanced対策情報サービスでは、特定の攻撃者について長期的な観測から得られた情報や分析結果などを報告する。
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