鮮度と精度が悪いと得られない--データ分析の成果は“唯一の真実”

ZDNET Japan Staff

2017-06-20 10:25

 データの有用性に気付いた現在、企業の誰もがデータを分析することは珍しくなりつつある。以前よりも使いやすくレスポンスが早い“セルフサービス”に代表されるビジネスインテリジェンス(BI)ツールが身近になってきたことも、この流れを加速させつつあるとも言える。

 このデータ分析では“鮮度と精度”に例えられるデータの品質が重要だ。

 BIツールや統計解析ツールで精緻に分析したところで、取り扱うデータの品質が悪ければ、分析から得られた結果は、事実を反映したものではなく、営業やマーケティングなどの現業に意味のある行動をもたらすばかりか、かえって悪い結果をもたらす可能性すらあり得る。データの品質に課題を抱えている実態も明らかになっている。

 BIやデータウェアハウス(DWH)も含めたデータ分析の体制が求めているのは“Single Version of the Truth”だ。それには、鮮度と精度が保持されたデータが必要だ。品質の悪いデータを分析してしまうと、「真実かどうか分からない複数の現実」をもとに業務上の意思決定するリスクすらあり得る。

 こうした背景を踏まえてZDNet JapanとTechRepublicは6月22日にセミナー「『全社員データ活用時代』に必要なデータガバナンス」を開催する。特別講演には、楽天の執行役員であり楽天技術研究所代表を務める森正弥氏が登壇する。

 楽天の研究開発機関である楽天技術研究所は2007年から活動を本格化させている。ネット企業である楽天で日々生まれるデータは膨大だ。ビジネスに必要な資源であるデータをどう効率的に活用しているのか――。セミナーではその実態を聞くことができる。

 基調講演には、PwCコンサルティングでテクノロジコンサルティングのシニアマネージャーを務める高橋功氏が「デジタル経営時代に勝ち残る! データドリブン改革に向けたキーポイント」をテーマに登壇する。データ管理の視点から高品質データの管理提供基盤やデータ活用高度化などのキーポイントを解説する。

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