Hurd氏は、AT&Tとの契約について、次のような情報を付け加えた。
- AT&Tとの契約は長期間にわたる収入をもたらし、Oracleの総収入は増える。
- AT&Tは1万を超えるOracleデータベースを持っている。
- AT&Tは規制の問題から、データをオンプレミスで処理することを望んでいる。
- Hurd氏は、「われわれはOracle Cloud用の機材を使い、AT&Tのオンプレミスですべての機能を提供し、AT&Tがクラウドのすべてのメリットを享受できるようにした。管理はOracleが行い、パッチもOracleが行う。基本的にOracleがAT&Tのためにクラウドを運用し、AT&Tがその作業を行うのを支援する」と述べている。
- 金銭的な側面については明らかにされなかったが、Hurd氏はAT&Tとの契約は、Oracleの顧客ベースを代表するものであり、重要だと述べている。
- 一方で、OracleはERP、HCM、CRMの顧客を何社か獲得している。これらの顧客もオンプレミスからクラウドに移行しつつある。
Oracleは、顧客がアプリケーションをクラウドに移行してきたこれまでの事例と同じように、オンプレミスデータベースのライセンスがクラウド事業の収益源になることを期待している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。