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IBMと、サンフランシスコに拠点を置くアプリ開発プラットフォームのLightbendが、エンタープライズ向けコグニティブコンピューティングソリューションの構築で提携した。
IBMとLightbendが米国時間6月28日に発表したところによると、両社はこの提携の下、データアナリティクスとコグニティブテクノロジ、機械学習、データサイエンスツールを利用する新しいプラットフォームを実現するという。
このプラットフォームは、「Java」および「Scala」開発者向けに設計される予定で、「開発者がコグニティブビジネスソリューションの構築とデプロイに利用するツール」になることを期待されている。
またこの戦略的提携の下、両社は「Lightbend Reactive Platform」でJavaおよびScalaベースのアプリを構築する開発者を支援するため、新しいコードやツール、ドキュメンテーションを構築していく。Lightbend Reactive Platformは、スケーラブルなリアクティブエンタープライズソフトウェアを構築するためのオープンソースのアプリ開発プラットフォームだ。
アプリ管理サービスや「Watson Data Platform」のほか、コグニティブインテリジェンス、IoT、およびセキュリティ環境のほかの多くのシステムも含むIBMのクラウドソリューションも、同プラットフォーム内に統合される。
両社は、「IBMとLightbendには、共同作業を行ってきた歴史があるが、今回の戦略的な投資と関係により、エンタープライズ開発者はLightbend Reactive Platformからメリットを得て、なおかつIBMのコグニティブ開発ツール、リソース、サポートを統合できるようになる」と話す。
両社はLightbend Reactive Platformを数週間以内に公開する予定だ。同プラットフォームは、「WebSphere Application Server」にバンドルされた統合ソリューションとして、IBMの「Cloud」を通して提供される。
Lightbendの最高経営責任者(CEO)のMark Brewer氏は、「コグニティブ開発用の統合プラットフォームでIBMと協力することは、高度なコグニティブアプリケーション開発をサポートするわれわれの取り組みの自然な進化である。IBMは重要なコードとツールを当社の顧客とJavaおよびScalaコミュニティーにもたらしてくれる。そして、IBMがLightbendとReactive Platformをサポートすることは、コグニティブ開発の今後の方向性とその未来を作る開発者に必要なものに対するわれわれの考えの正しさを証明している」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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