Mozilla Japanは6月30日、活動領域の拡大に伴って7月3日に「WebDINO Japan」に改称すると発表した。日本語版などMozilla製品は、引き続きMozlliaが提供するとしている。
Mozilla Japanは、2004年にMozilla Foundationの公式支部として発足。Firefoxなどのほか、オープンソースソフトウェアの啓発やウェブ標準技術の推進、コミュニティー支援に取り組んできた。
改称は、Mozillaの方針によるものといい、Mozilla Japanは「設立から13年を経て、当初のミッションは日本でも浸透し、現在ではより広い視野でのウェブ技術利用やオープンイノベーションの拡大に取り組む必要が出ている」と説明。今後は外部組織としてMozillaと連携しつつ、コンサルティング業務や技術開発支援、コミュニティー支援、教育や啓発活動などに注力するという。
新組織の名称は、ウェブの「Diversity」(多様性)や「Internationalization」(国際化)、「Neutrality」(中立性)、「Openness」(公開性)といった意味を表している。

Mozilla JapanがWebDINO Japanに改称される