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ランサムウェア

ランサムウェア攻撃の実行はますます容易に--XaaSモデルが拍車 - (page 2)

Danny Palmer (ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2017-07-05 07:00

 参入障壁の低下はサイバー犯罪だけにとどまらない。NCAによると、ダークウェブにより、武器商人とのつながりを持っていない人々がBitcoinを支払うだけで簡単に銃を入手できるようになっているという。

 同報告書は「銃器はダークウェブ上で売買される商品のうちのごく一部しか占めていない(大部分は違法薬物となっている)とはいえ、今まで犯罪者とのつながりのなかった人々が、こうしたものを入手できる場所になっていることを示す証拠も増えてきている」と警告している。

 NCAは同報告書で「高度なサイバー犯罪と英国のつながりは以前に考えられていたよりも強い」と述べる一方、英国に対する主なサイバー脅威の黒幕についての心当たりを率直に述べてもいる。同報告書は脅威が世界的なものになりつつあるとしながらも、「英国に対するサイバー犯罪の脅威は引き続き、主にロシア語圏からのものとなっている」と記している。

 また同報告書は、攻撃の背後に誰がいるのかにかかわらず、その人物はサイバー犯罪を成功させるために俊敏に行動し続けており、狙いやすい標的をターゲットに据え、サイバー犯罪に関する「理解が(全般的に)欠けている」ところを狙っているとも記している。

 さらにIoTの台頭によって、事態はより悪い方向に向かっている。多くの消費者はデバイスが自らのどのような情報を収集しているのか把握しておらず、それら情報のなかには犯罪者に狙われるものもあるのだ。

 同報告書によると、「IoT機器によって生成された、嗜好(しこう)や習慣に関するデータを分析することで、『生活様式の指紋』とも言える固有情報を識別し、個人を特定できる可能性がある。これにより、フィッシング攻撃に悪用できるデータを収集する新たな機会が生み出される」という。

 NCAは、脅威から大衆を守るために国内機関や海外機関との協力が不可欠だと述べている。

 NCAのMatthew Horne長官代理は「こういった脅威はそれぞれが独立して存在しているわけではないため、われわれも単独で対抗しようとするべきではない」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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