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日本株展望

日銀短観強く、4~6月決算は好調の見込み - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2017-07-04 11:12

大企業・非製造業でDIが高いのは、建設・不動産・サービス業

 大企業・非製造業で、DIが特に強かった業種を挙げると、以下の通り。

大企業・非製造業で、DIが高かった業種、低かった業種


出所:日銀短観2017年6月

 今、建設・不動産が絶好調であることが分かる。ただし、両セクターは、業績が好調でも買われにくいセクターとなっている。現在が業績好調のピークに近く、先行き、反動で悪化するという見方があるからだ。

 不動産は、循環的にブームと不況を繰り返している。前回の不動産ブームは、2007年だった。その直後から、不動産市況が下落し、不動産不況に入った。不動産業が再び回復し始めるのは、アベノミクスが始まった2013年からである。そこから回復が続き、現在、都市部は再び不動産ブームの様相を呈している。

 ただ、不動産市況にやや過熱感があること、また、2018年に都心部でオフィスビルの大量供給があることから、不動産セクターは業績好調でも、上値は重くなっている。

 同様に、建設・土木セクターも、業績好調の割りに、株価は買われにくくなっている。2020年まで仕事は豊富にあるものの、それ以降、仕事量が減っていくと考えられることが、懸念されている。

 バリュー(割安)株を見直す動きが出ているが、建設・不動産セクターを見直す動きは、今のところ出ていない。建設・不動産を見直す流れがこのまま全く出ないのか、今後が注目される。

 なお、非製造業で好調な、サービス産業については、株式市場でも注目が高まっている。人手不足が常態化する中で、料金引き上げが通る分野が増えてきているからである。人手不足によるサービス業のインフレ(料金引き上げ)は長期化するとの見方もあり、サービス業への注目が、高まっている。

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