カルソニックカンセイとユニアデックスは6月30日、「Cisco Digital Network Architecture(DNA)」を用いた次世代IT基盤の共同実証実験を7月から開始すると発表した。Cisco DNAは、Cisco Systemsが提唱する次世代型のネットワークアーキテクチャで、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)を中心とした複数のソリューション群で構成されている。
今回の実証では、Cisco DNAのネットワークソリューション「SD-Access」を活用する。従来の企業内ネットワークは設計や設定を個別に対応していたが、Cisco DNAでは統合ネットワークとして一元管理し、IT基盤の最適化を常時維持できているかを検証する。
APIを使ったコントローラ経由を基本動作とし、自動化や可視化の簡便さ、運用の効率化、迅速化、コスト削減を確認していく。
SD-Accessの活用で期待される効果(出所:カルソニックカンセイ)