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マイクロソフトの「Nano Server」は秋のアップデートでどう変わるのか

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-07-07 14:51

 2017年6月中旬に、Microsoftが「Windows Server」の機能アップデート提供をWindowsクライアントと同じ年2回に移行すると発表した際、同時に「Nano Server」の将来的な方向性についても発表された。

 Nano Serverは、「Windows Server 2016」で導入された新しいインストールオプションで、Windows Serverの顧客が、サイズを最小限に切り詰めたWindows Serverを実行できるようにすることを目指したものだった。Nano Serverのサイズは「Windows Server Core」よりも大幅に小さく、サーバに必要不可欠なコンポーネント(Hyper-V、クラスタリング機能、ネットワーク機能、ストレージ、.Net、CoreCRLなど)だけで構成されており、GUIを持たない。

 しかし、2017年の秋からは大きく形が変わる。

 Microsoftによれば、次期機能アップデート(1709)以降、「Nano ServerはコンテナベースのOSイメージとしてのみ提供される」という。

 Petri.comのAidan Finn氏は、最近投稿したブログ記事で、これはMicrosoftの当初の位置づけと大きく異なると述べている。

 Microsoftは2年前に、Nano Serverは未来のWindows Serverになると語っていた。しかし、実際にはそうはならなかった。Finn氏は、Nano Serverはあまりにも大きくリファクタリングされているため、ソフトウェアを実行するには、Nano Server専用のコードを書く必要があると指摘している。

 しかし次期機能アップデートからは、Nano Serverはコンテナでの実行を前提としたものになる。Finn氏は、デプロイメントの観点から、今回の変更内容を次のように説明している。

 「Microsoftは物理マシンに関するあらゆる機能をNano Serverから削除する。これは、ドライバが削除されることを意味する。Hyper-Vも削除される。SOFS(Scale Out File Server)も削除される。フェールオーバークラスタリングも削除される。一言で言えば、Nano Serverを物理マシンや仮想マシンにインストールすることはできなくなるということだ。実際、Nano ServerをVHDにインストールすることもできなくなる。仮想マシンはサポートされない」(Finn氏)

 近日中に、「Windows Insider」プログラムでWindows Serverの提供も開始される予定になっている。これを利用すれば、新しいNano Serverが具体的にどう変わるかを垣間見ることができるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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