RIZAPグループは、顧客情報の統合管理と最適な商品やサービスを推奨する基盤づくりを目的に、Salesforce Marketing CloudとSalesforce Service Cloud、Salesforce Analytics Cloudを採用した。7月4日、セールスフォース・ドットコムが発表した。
Service Cloudは、部門や業務間を横断した顧客のデータや情報をリアルタイムで共有するために活用する。トレーナー、コールセンターの担当者、栄養士、カウンセラー、店舗責任者やSV(スーパーバイザー)が同じ情報をベースに顧客を把握した上で、適切な対応を行っていく。
Marketing Cloudは、一人ひとりの顧客に向けて、最適なタイミングで最適な商品・サービスを提案するために活用。ボディメイクの支援を実践する中で得られた各人の体質にかかわる情報に基づいたサプリメントや健康食品、あるいはボディメイクの効果による体のサイズの変化に応じたウェアなどを適切に推奨し、さらなる顧客満足度と顧客接点の向上を目指す。
Analytics Cloudは、変わり続ける市場のニーズに対応した、より良い商品・サービスの創出につなげるために活用する。
Salesforceの製品について同グループは、高い拡張性や柔軟性を兼ね備えていることや、今後事業拡大などに合わせてシステムを自社でカスタマイズしやすいことなどを評価し、採用を決めた。