グーグル、AI新興企業に投資するGradient Venturesを設立

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2017-07-12 10:05

 Googleが初期段階の人工知能(AI)スタートアップに投資するベンチャーキャピタルプロジェクト「Gradient Ventures」を発表した。

 米国時間7月11日に正式に立ち上げられたこの新会社は、AIに対するシリコンバレーの関心が高まっていることを浮き彫りにしている。AI分野では大手テクノロジ企業が優勢だ。GoogleやFacebookなどの企業が、人間のような知性を示すマシンやコンピュータなどのシステムの開発に忙しく取り組んでいる。こうした企業の目標は、周囲の環境を認知して、これまで人間が行ってきたさまざまな日常的タスクを処理できるマシンを作り出すことだ。

 GoogleがAIに関心を抱いていることは、同社の「Google.ai」プロジェクトを見ても明らかだ。このプロジェクトの狙いは、同社のポートフォリオに含まれる全製品でAIを活用することである。

 Gradient Venturesの創設者でマネージングパートナーのAnna Patterson氏はブログ投稿で、「Gradientを通して、当社は資金とリソース、AI分野の専門家とトレーニングへの専用のアクセスをポートフォリオ企業に提供する」と述べた。


提供:Justin Sullivan / Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    セキュリティに対する意識や対策状況の違いが浮き彫り--日米豪における情報セキュリティの実態を調査

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    セキュアな業務環境を実現する新標準「Chrome Enterprise Premium」活用ガイド

  5. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]