日本株展望

ダウ平均が最高値を更新--ナスダックも復活するか

ZDNet Japan Staff 2017年07月14日 11時31分

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今日のポイント

  1. 内外環境を巡る不透明要因が国内株の上値を抑える一方、米国ではダウ平均とダウ輸送株平均が最高値を更新。FRBは来週のFOMCで金融政策の正常化方針を確認へ
  2. 6月下旬以降はバリューが回復しグロース株が調整入り。ただ、ゴルディロックス相場で長期金利が安定化なら、ナスダックを中心とするグロース株の回復が期待できよう
  3. IT関連の4~6月期業績は前年同期比14%の増益へ。Nasdaq 100指数の相対的な成長期待は根強く、市場平均を上回るパフォーマンスが見込めそうだ

 これら3点について楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

「ダウ理論」はまだ生きているのか

 国内市場では、日経平均で2万円を巡る攻防が続いている。朝鮮半島情勢の緊張、安倍政権の支持率下落、トランプ大統領のロシアゲート疑惑、ドル円相場の軟調などが上値を抑える要因である。

 一方、強気要因としては、米国市場でダウ平均が最高値を更新して堅調に推移していること。古くから「ダウ理論」の一つとして知られる事象も起きている。

 内需関連を中心に景気敏感性が強いとされるダウ輸送株20種平均(トラック運送、鉄道、航空関連株で構成される指数)とダウ工業株30種平均が、同時に史上最高値を更新(12日)。低インフレと低金利が続く中、米景気が緩やかに回復する「ゴルディロックス(適温経済)相場」を象徴する動きとして注目される。

 米長期金利の上昇に歯止めがかかり、ドル円の堅調も一時停止した感があるが、米国株式の高値更新はリスクオン(選好)を介して国内株式の下支え要因となりそうである。

図表1:ダウ30種平均、ダウ輸送株平均、日経平均の推移(過去1年)

図表1:ダウ30種平均、ダウ輸送株平均、日経平均の推移(過去1年)
出所:Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2017年7月13日)

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