自動車部品メーカーのカルソニックカンセイは7月18日、フランスのQuarkslabと合弁で自動車分野のサイバーセキュリティを手掛ける新会社「White Motion」を設立した。
新会社は、インターネットなどに接続するコネクテッドカーやIoTなどのサイバーセキュリティに特化した事業を展開する。社長には、日本マイクロソフト出身の蔵本雄一氏を起用し、車両全体のセキュリティ評価やコネクテッドカー時代の自動車に必要とされるセキュリティ対策、セキュリティ教育などのサービスを、メーカーやサプライヤーに提供するという。
新会社の本社は、さいたま市北区のカルソニックカンセイ本社内に置き、資本金は2000万円で、カルソニックカンセイとQuarkslabが50％ずつ出資する。Quarkslabは2011年に設立され、セキュリティ製品やサービスをAirbusやMicrosoft、Adobeなどに提供している。
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