Googleは米国時間7月18日、「G Suite」を使う中小企業向けの求人アプリ「Hire」をリリースした。
GoogleはHireに先立ち、業界との提携と機械学習を活用してGoogle検索経由で求職者と雇用主を結びつける取り組み「Google for Jobs」を立ち上げた。これに対しHireは、G Suiteの顧客のニーズに対応するためのものだ。
企業はHireを導入することで、求人の管理、才能の見極め、応募者の審査と面接、面接のフィードバックの収集を実行できる。
Hireは、「Gmail」や「Google Calendar」などのアプリと連携する。たとえば、企業はGmailとHireでメールを同期して、どちらのアプリからも応募者に連絡ができる。また、ユーザーがHireで面接の日程を調整するとき、自身のGoogle Calendarのスケジュールから詳細が表示される。Hireで処理している応募者のデータは、「Google Sheets」で分析と視覚化ができる。
Hireは現在、従業員数1000人未満でG Suiteを使っている米国内の企業が利用できる。
Googleは2016年、エンタープライズ向けのクラウドオフィスツールを刷新し、G Suiteに改称した。現在、300万社以上がG Suiteを利用している。
提供:Google
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。