IoT普及に拍車をかけるBluetoothのメッシュネットワーク対応、その仕組みとは - (page 2)

Charles McLellan (ZDNet UK) 翻訳校正: 緒方亮 高森郁哉 (ガリレオ) 村上雅章 野崎裕子

2017-07-25 06:30

 セキュリティはIoTの活用にあたって重要な関心事であり、Bluetoothのメッシュネットワークにおいては義務的なものとなっており、(とりわけ)すべてのメッセージは暗号化されたうえで認証されるとともに、ネットワークやアプリケーション、デバイスのセキュリティは個々に取り組まれる。

 最後に、Bluetoothのメッシュネットワークは、メッセージのブロードキャスト時に1つあるいはそれ以上の特定のノードに対して直接ルーティングするのではなく「マネージドフラッディング(managed flooding)」と呼ばれるテクニックを使用しているため、信頼性と効率性が極めて高いものとなっている。

 もちろんながら、IoTのメッシュネットワークは、Bluetooth以外のものも存在している。例を挙げると、Zigbee Allianceは大規模IoT配備を目的としたマルチバンド型のメッシュネットワークである「Zigbee PRO 2017」を6月に発表している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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