IEEE Spectrumが人気のプログラミング言語を発表した。1位は「Python」となったが、Appleが3年前にスタートした「Swift」が上位10位に入っている。
IEEE Spectrumが「典型的なSpectrumの読者」をベースに行った第4回目の調査で、オープンソースのPythonが首位となった。
従業員の要求、オープンソースプロジェクト上での人気など様々な角度から判定を行うアプリケーションを用いて、ランク付けが行われた。
Pythonの次は「C」で、3位から10位までの順位は、「Java」「C++」「C#」「R」「JavaScript」「PHP」、Googleの「Go」、そしてAppleのSwiftとなる。
IEEE Spectrumによると、ランキングシステムはGoogle Search、TIOBE Index、GitHub、Reddit、Hacker News、Stack Overflowなど10のソースから収集した情報に対し、12の指標を用いて割り出した。
このランキングは、学生やプロ開発者が正しいスキルに投資しているのかを判断するガイドとしての役割を持つ。そのため、開発者は上位5位の言語をターゲットとするのが安全ではあるが、GoやSwiftといった上昇している言語についても把握しておくべきだろう。
人気という点から見ると上位4位の言語に大きな差はなく、前年からも大きな変化はない。Swiftの上昇は、Appleの「Objective-C」の終焉を示唆しているとIEEEはみている。
HTMLはマークアップ言語だという議論もあるが、IEEEは「HTMLはコンピューターに物事を行うように指示するのに用いられている」という理由で、HTMLも対象にしている。
Pythonは、オープンソースのランキングでも1位となった。2位以下は、「C++」「Java」「C」「Swift」「C#」「JavaScriipt」「HTML」「Ruby」「Go」と続いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。