人気プログラミング言語1位は「Python」--「Swift」がトップ10入り

Liam Tung (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-07-24 13:00

 IEEE Spectrumが人気のプログラミング言語を発表した。1位は「Python」となったが、Appleが3年前にスタートした「Swift」が上位10位に入っている。

 IEEE Spectrumが「典型的なSpectrumの読者」をベースに行った第4回目の調査で、オープンソースのPythonが首位となった。

 従業員の要求、オープンソースプロジェクト上での人気など様々な角度から判定を行うアプリケーションを用いて、ランク付けが行われた。

 Pythonの次は「C」で、3位から10位までの順位は、「Java」「C++」「C#」「R」「JavaScript」「PHP」、Googleの「Go」、そしてAppleのSwiftとなる。

 IEEE Spectrumによると、ランキングシステムはGoogle Search、TIOBE Index、GitHub、Reddit、Hacker News、Stack Overflowなど10のソースから収集した情報に対し、12の指標を用いて割り出した。

 このランキングは、学生やプロ開発者が正しいスキルに投資しているのかを判断するガイドとしての役割を持つ。そのため、開発者は上位5位の言語をターゲットとするのが安全ではあるが、GoやSwiftといった上昇している言語についても把握しておくべきだろう。

 人気という点から見ると上位4位の言語に大きな差はなく、前年からも大きな変化はない。Swiftの上昇は、Appleの「Objective-C」の終焉を示唆しているとIEEEはみている

 HTMLはマークアップ言語だという議論もあるが、IEEEは「HTMLはコンピューターに物事を行うように指示するのに用いられている」という理由で、HTMLも対象にしている。

 Pythonは、オープンソースのランキングでも1位となった。2位以下は、「C++」「Java」「C」「Swift」「C#」「JavaScriipt」「HTML」「Ruby」「Go」と続いている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. セキュリティ

    VPNの欠点を理解し、ハイブリッドインフラを支えるゼロトラストの有効性を確認する

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]