設備投資関連株の上昇目立つ
好調な決算発表を受け、安川電機の株価は、21日に10%上昇した。同社決算を受け、産業用ロボット・設備投資関連株に業績好調の期待が広がり、21日は、以下の通り、設備投資・ロボット関連株の値上がり率が高くなった。
21日の株価上昇率が高かったロボット・設備投資関連銘柄

注:楽天証券経済研究所が作成
決算で、足元の業績を確認しないと、投資判断はできないが、安川電機同様に、業績好調で、株価が上昇する候補銘柄がこの表の中に含まれていると思う。
日経平均は膠着
強材料と弱材料が拮抗して、日経平均は2万円前後で、やや膠着している。景気・企業業績が好調であることが強材料となっているが、トランプ大統領、安倍政権ともに支持率が急低下し、日米で政治不安が広がっていることが不安材料となっている。
また、米国の長期金利が上がらないことを受けて、じりじりと円高が進んでいることも、日経平均の上値を抑える要因となっている。
今週のイベントとして、25・26日のFOMC(米金融政策決定会合)が注目される。政策変更は予想されていないが、FOMC議事録で政策の方向性をどう示すか、それによって米長期金利、ドル円為替レートがどう動くかが注目されている。
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