「Android」の開発者、そしてAndroidのパブリックベータブログラムに登録している人は注目だ。アップデートボタンを何度も押してみるときがやって来た。
Googleは米国時間7月24日、「Android O」(Android 8.0)の4番目にして最後のプレビュー版を公開したことを発表した。これは「リリース候補版」、つまり一般公開の準備がまだできていないOSをテストすることへの不安を和らげる役目を果たすバージョンだ。言い換えれば、なるべく動作が安定したビルドが出るまでAndroid Oのベータ版をインストールしないで待っていた人にとっては、お望みのベータ版がようやく公開されたことになる。
ただし、テスト用デバイスでアップデートを受信できるまでには、あと数日かかる可能性がある。
まだ正式名称が付けられていないこのOSは、現在のAndroidに変更点と新機能を加えたものだ。たとえば、(「iOS」と同じように)アプリアイコンに新しく通知バッジが表示されるほか、通知管理ツール、セキュリティ設定、バッテリ機能が改善される。
Android 8.0はこの夏の間にリリースされる見込みで、当初はGoogle製デバイスである「Pixel」と「Nexus」で提供される予定だ。Androidのパートナー企業がそれぞれにカスタマイズしたAndroidのアップデートを開始するのは、その後になる。
開発者は、この最終プレビュー版をテストし、互換性をチェックしたり機能が正常に動作することを確認したりすることが推奨される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。