リコー、多様なビジネスプロセスに対応できるクラウドERPを採用

NO BUDGET

2017-07-27 14:59

 リコーは、新規および成長事業の経営基盤にOracleのクラウドERP「Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloud」(Oracle ERP Cloud)の採用を決定した。日本オラクルが7月26日に発表した。

 リコーは、4月に発表した中期経営計画の中で「成長事業の重点化」を掲げ、自社の強みを生かした効果的な投資により、新しい事業の立ち上げを目指している。そのためには、従来のビジネスとは異なる組織、開発体制、生産、販売、サービスが必須で、量販や受注設計など事業によって異なるビジネスプロセスに対応できる基幹業務システムを迅速かつ安価に導入することが求められていた。

 Oracle ERP Cloudについてリコーは、グローバル展開、コンプライアンス対応、業務の標準・効率化、本社からプロセスデータが可視化できるなどのビジネス要件を満たしていること、また、IT運用の省力化、常に最新バージョンと高いセキュリティが確保されていることなどを評価している。

 同社は今回の導入で、従来のオンプレミス製品でERPシステムを構築する場合と比較して、大幅なコスト削減と構築期間の短縮を見込んでいる。2017年度上期より新規・成長事業において展開を始め、2018年3月までに4事業への展開を予定している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. 運用管理

    データベース管理の課題を一挙に解決!効率化と柔軟性を両立する新しいアプローチとは

  3. セキュリティ

    セキュリティに対する意識や対策状況の違いが浮き彫り--日米豪における情報セキュリティの実態を調査

  4. セキュリティ

    もはや安全ではないVPN--最新動向に見る「中小企業がランサムウェア被害に遭いやすい」理由

  5. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]