編集部からのお知らせ
解説集:台頭するロボット市場のいま
解説集:データ活用で考えるデータの選び方
日本株展望

嵐の前の静けさ--日経平均膠着はいつまで?

ZDNet Japan Staff

2017-07-31 12:47

今日のポイント

  1. 日経平均は2万円前後で膠着。政治不安が上値を抑え、業績好調が下値を支える。ドル金利の先高感が低下し、ドル安(円高)が進んでいることも、上値を抑える要因に
  2. メインシナリオでは、企業業績拡大を受けて日経平均は20,500円へ上昇を予想。ただ、政治リスクや円高から下落するリスクもある。今の膠着は、嵐の前の静けさと捉えている

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日経平均は2万円前後で膠着

 日経平均が2万円をはさんで、大きくは上へも下へも動かない展開が続いている。


日経平均日足:2016年11月1日―2017年7月28日(注:楽天証券マーケット・スピードより作成)

 世界景気が回復し、日本の景気・企業業績も回復が続いていることが、強材料となっている。一方、世界的に政治不安が広がっていることが、上値を抑える要因となっている。

景気・企業業績は好調

 発表中の4~6月決算は好調だ。今期(2018年3月期)は、以下の通り、東証一部の純利益は前期に続き、2期連続で最高益を更新する見通しだ。

決算期 実績/予想 最終損益
2016年3月期 実績 ▲ 4.7%
2017年3月期 会社予想(5月時点) + 9.8%
会社予想(12月時点) + 4.2%
実績 + 12.3%
2018年3月期 会社予想(5月時点) + 5.9%
楽天証券予想(5月時点) + 8.3%

(出所:楽天証券経済研究所が作成)

 前期(2017年3月期)は、期初(5月時点)の会社予想が、中間決算発表時に、下方修正された。2016年の前半に、世界景気が減速し、円高が進んでいたことが影響した。ところが、下半期は、世界景気が回復し、円安が進んだことで、逆に利益の上方修正が増えた。最終的に前期は二桁増益を達成した。

 今期(2018年3月期)は、発表中の第1四半期(4-6月期)業績が好調なので、期初(5月)の業績予想は上方修正されていく可能性が高いと思われる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]