NECとマイクロソフト、Windows 10 PCの運用サービスで協業

NO BUDGET

2017-08-03 11:00

 NECと日本マイクロソフトは8月2日、PC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービスG2」を開始した。

 新サービスは、NECのPC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービス」をWindows 10に対応させたもの。Windows 10を搭載したPCの調達、キッティング、導入から返却までのライフサイクルに対応する。IT担当者のWindows 10移行に伴う煩雑な導入や運用管理作業の低減や、Windows 10対応の最新マイクロソフトソリューションの迅速な社内環境への適用を支援する。


「スマートクライアント標準PCサービスG2」の概要

 サービス開始に伴い、Windows 10導入に必要な運用テンプレートを共同開発し、Windows 10の運用を標準プロセスとして提供する。

 運用テンプレートは、必要性が高く、かつ専門的な知識と労力を要する工程を両社で選定した。選定した工程は、OS環境設定、アップデート展開計画、アップデート更新手法、セキュリティ設定等で、顧客ごとの規模やクライアント管理環境に適した運用パターンを利用できる。

 標準プロセスの提供では、標準化された手続きに基づいた作業を実行することで、PC運用の効率化を図る。NECからの定期的な情報提供により、PCのアップデート、資産情報や利用期間等の一元管理が可能になる。さらに、PC管理のための各種マイクロソフトソリューション(Active Directory、Windows Server Update Services、Microsoft System Center Configuration Managerなど)を活用することで、柔軟なアップデート更新やアップデート後の現地作業の省力化が可能になる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]