NECと日本マイクロソフトは8月2日、PC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービスG2」を開始した。
新サービスは、NECのPC運用サービス「スマートクライアント標準PCサービス」をWindows 10に対応させたもの。Windows 10を搭載したPCの調達、キッティング、導入から返却までのライフサイクルに対応する。IT担当者のWindows 10移行に伴う煩雑な導入や運用管理作業の低減や、Windows 10対応の最新マイクロソフトソリューションの迅速な社内環境への適用を支援する。
「スマートクライアント標準PCサービスG2」の概要
サービス開始に伴い、Windows 10導入に必要な運用テンプレートを共同開発し、Windows 10の運用を標準プロセスとして提供する。
運用テンプレートは、必要性が高く、かつ専門的な知識と労力を要する工程を両社で選定した。選定した工程は、OS環境設定、アップデート展開計画、アップデート更新手法、セキュリティ設定等で、顧客ごとの規模やクライアント管理環境に適した運用パターンを利用できる。
標準プロセスの提供では、標準化された手続きに基づいた作業を実行することで、PC運用の効率化を図る。NECからの定期的な情報提供により、PCのアップデート、資産情報や利用期間等の一元管理が可能になる。さらに、PC管理のための各種マイクロソフトソリューション(Active Directory、Windows Server Update Services、Microsoft System Center Configuration Managerなど)を活用することで、柔軟なアップデート更新やアップデート後の現地作業の省力化が可能になる。