NECは8月4日、SaaS型モバイル基盤サービス「ActSecureモバイル基盤サービス Powered by VMware AirWatch」の販売を開始した。10月から提供を開始する予定。月額費用は端末あたり税別700円。最小契約単位は25端末から。
ノートPCやスマートフォン、タブレットといったモバイル端末から、メールサーバやファイルサーバなどの社内システム、Office365といったクラウドサービスとの連携が可能となる。時間や場所を気にせず利用できる安全な作業環境を提供する。
モバイル端末の一元管理も可能となっており、遠隔ロックや遠隔消去といった機能も備える。業務時間外のメール利用を制限するなど、企業の働き方に合わせた運用も可能にする。
同社は“働き方改革”の一環として、モバイル端末を活用した業務環境でサービスを活用している。今後は海外まで含めたグループ社員全体の業務環境として、5万人規模まで導入を拡大する予定としている。
SaaS型のファイル暗号化サービス「ActSecureクラウドセキュアファイルサービス」や、ユニファイドコミュニケーション「UNIVERGE どこでも内線サービス」などと組み合わせることで、情報漏えい対策や働き方改革を支援していくという。
システム構成例(出典:NEC)