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デジタル人事の時代

「なぜデジタル人材はウチに来ないのか」--GEに学ぶ“採用ブランディング”のあり方 - (page 2)

石毛 究 田中公康

2017-08-24 12:00

新時代の最重要キーワード“採用ブランディング”戦略の構築

 このようなデジタル化により急速に変化する採用領域でホットなキーワードの1つが“採用ブランディング”である。

 「人材不足」「売り手市場」の時代、企業は「認知を高め」、「採用候補者を引き寄せ」、最終的には「企業のファンになってもらう」ことが必要である。採用候補者を、その企業の“ファン化”する活動が採用ブランディングである。

 採用候補者の職業選択の際の行動を見てみると、効果的に採用ブランディング/ マーケティングを実施できている企業においては、Attention(企業を認知する)→Interest(企業に興味を持つ)→Search(企業を調べる)→Action(企業に応募する)→Share(企業を他者へ紹介する)の全てのプロセスにおいてその企業のブランドイメージや好感度を高めることに成功していることが分かる。


GEに学ぶ、徹底的な採用ブランディング戦略

 非常に難易度の高いデジタル・ミレニアル人材の採用であるが、採用ブランディングによりこれを成功させた先進企業の事例として今回はGeneral Electric(GE)を取りあげる。

 GEは事業戦略の変革を背景に、これまで全社横断的に点在していたデジタル関連機能を1つに集約し、2015年新たにGE Digitalを発足した

 GEはこのGE Digital立ち上げを契機に、徹底的な採用ブランディング戦略を推し進めた。その結果として成功をおさめたのが、彼らが生み出した全く新たな採用ブランディングキャンペーン“What’s the matter with Owen”キャンペーンである。

 GEのエンジニアとして入社が決まった架空の人物“Owen”君を題材にした30~40秒ほどのショートムービーがシリーズ化されテレビCMやYouTubeなどで公開されると大きな話題となった。

 FacebookなどSNSでも拡散された結果、「採用応募者800%向上」と「自社の採用サイトへの流入が66%向上」という数字を出した

 ストーリーもシンプルでストレートかつ自虐的なユーモアを含んでおり、つい誰かに教えたくなるような中毒性をはらんだ拡散型コンテンツとなっている。

動画サンプル< What's The Matter With Owen? - "Hammer" - GE ->

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