海外コメンタリー

「Windows 10」リリースから2年--良かった点、悪かった点 - (page 2)

Ed Bott (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2017-08-09 06:30

アップグレードおよびアップデート:C+

 「Windows as a Service」という新たな試みは全体として、軌道に乗るまでにかなりの時間を要したと言ってもよいのではないだろうか?関連用語も完全には定まっておらず、「Current Branch」と「Current Branch for Business」はそれぞれ「Semi-Annual Channel(Pilot)」と「Semi Annual Channel(Broad)」という名称に変更される予定だ。

 Windows 10ユーザーには今後、この「Semi-Annual Channel」の一環として1年に2回(3月と9月)、無償の機能アップデートが提供される。この頻度によって、3年前後で新たなWindowsのバージョンを世の中に送り出すという、数10年も続いてきた慣行が過去のものになる。

 各機能アップデートは18カ月間サポートされる。これは、Windowsの旧バージョンをいつまでも使用し続けるのが不可能になることを意味している。また、個別のアップデートがそれぞれ公開されるのではなく、累積的な品質アップデートが公開されるようになるのも大きな変更点だ。

 この新たなアップデート体系の最終的な目標は、Windows搭載PCのインストールベースを、さまざまなバージョンが混在している状態ではなく、同じバージョンで統一するところにある。理論的には、サポートするOSの種類が少なければ少ないほど不具合の数も少なくり、パッチ関連の処理による生産性への影響を低減できるようになる。ただ、実際にはIntelの「Clover Trail」を搭載した比較的新しいPCのサポートが突然打ち切りになったりするような問題も発生している

 現在残っている最も大きな課題は、これら機能アップデートの容量を小さくし、必要な帯域幅を減らすとともに、インストールが短時間で終わるようにすることだ。

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