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日本株展望

ついに来た日米株価下落局面--買いか売りか

ZDNet Japan Staff

2017-08-14 10:42

今日のポイント

  1. 日米とも景気・企業業績は好調だが、先週は、北朝鮮リスクを嫌気して円高が進み、日米とも株価の下げが大きくなった
  2. メインシナリオでは、日経平均株価の下落は短期で収束し、その後、再度上値トライする。ただし、リスクシナリオでは、米国株の下落幅が拡大し、日経平均の下落も長期化する

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

14日の日経平均は下落して始まる見込み

 先週の日経平均は1週間で222円下がり、最終営業日の8月10日に1万9729円となった。8月11日のシカゴ日経平均先物(9月限)は1万9395円(10日の日経平均終値比 334円減)まで下がっている。日経平均は過去2カ月間、2万円を挟んでプラスマイナス300円程度の狭いレンジで推移してきたが、いったんレンジを下に抜ける可能性がある。


日経平均週足:2016年7月4日~2017年8月10日注:楽天証券マーケット・スピードより作成

北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりから、日米で株が下がり、円高進む

 先週は、日経平均だけでなく、最高値更新を続けてきた米国株も下げが大きくなった。先週のNYダウは、234ドル(▲1.1%)下がって2万1858ドルとなった。米国株の上昇をけん引してきたハイテク株の比率が高いナスダック総合指数も、先週は1.5%下がった。

米ナスダック総合株価指数週足:2016年7月4日~2017年8月11日


注:楽天証券マーケット・スピードより作成

 日米で株が下がるきっかけとなったのが、米国・北朝鮮間の緊張の高まりである。9日に「北朝鮮がグアム攻撃を検討」と伝わると、トランプ大統領は、「北朝鮮の威嚇は炎と怒り(fire and fury)をもって対処」と表明した。「Fire」には、「炎」という意味のほかに、「発射する」という意味がある。軍事攻撃をイメージさせる言葉だ。日本でも、北朝鮮へのミサイル迎撃の検討が始まった。

 東アジアの地政学リスクの高まりを受けて、先週は円が買われた(リスク・オフの円買い)。11日の海外市場では、一時1ドル108.73円をつけ、その後109.15円で引けた。

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