
2.The Art of Computer Programming
計算機科学者であり、組版システム「TeX」の生みの親でもあるDonald Knuth氏が書いた書籍であるということだけでも、この本を読む価値がある。Knuth氏は、そのずば抜けた成果を評価されて、学士号と同時に修士号を与えられたほどの人物だ。
「The Art of Computer Programming」は複数の巻にわたる大著で、書き始められたのは1962年のことだ。計画されている7巻のうち、2005年までに4巻が出版されている。このシリーズは極めて高く評価されており、これによって同氏は1974年にACMチューリング賞を受賞した。本書はコンピュータプログラミングの職業を定義づける論文であると位置づけられている。
提供:Héctor García-Molina/Stanford University