日本株展望

FEDと戦うな--どうなる米国の金融政策

ZDNet Japan Staff 2017年08月17日 11時26分

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今日のポイント

  1. 「FEDと戦うな」は米国の有名な相場格言で、「FEDが金融を引き締めるときは、株は買うな」の意味。米国株は、昔から金利に敏感で、引き締めが続くと調整に入ることが多い
  2. 米国のFRBは、早ければ9月19~20日のFOMCで資産縮小を決定する可能性がある。インフレ期待が高まらない中で引き締めを強行すると、米国株の調整につながる可能性がある

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

日経平均は2万円を中心とした膠着に戻る可能性も

 米国―北朝鮮間の威嚇がエスカレートしたことを嫌気して、日経平均株価は14日、一時1万9486円まで下落した。その後、米国サイドから対話による解決を優先する発言が出たため「すぐ軍事衝突が起こるわけではない」とのムードが広がり、日経平均は反発。ただ、反発後、ふたたび上値が重くなってきている。


日経平均日足:2017年4月3日~8月16日 (注:楽天証券マーケットスピードより作成)

 上の日足チャートをご覧いただくとわかる通り、日経平均は、6月以降、2万円を挟んで狭いレンジ(赤い2本の線で挟まれた範囲)で推移していた。8月14日にいったんレンジの下へ抜けたものの、その後、反発している。

 別の見方をすると、日経平均は5月以降、1万9500円から2万300円のレンジ(青い2本の線で挟まれた範囲)で推移しているとも言える。そう考えると、今回の北朝鮮情勢での波乱も、レンジ内の動きと見ることもできる。

 強弱材料ががっぷり四つに組んだ状況が続いており、青い線で挟まれたレンジは簡単には上へも下へも抜けられないと考えられる。

 今日は、上値を押さえる弱材料の1つ、米国の金融引き締めの影響について、解説する。

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