移行ツール活用で21台のサーバ移行を実働1人、1カ月強で完了

NO BUDGET 2017年08月18日 14時46分

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 独立系ITサービス企業のアイル(大阪府)は、外部データセンター(DC)で運用していた社内向けの物理/仮想サーバ群21台をパブリッククラウド環境に移行する際、ライブマイグレーションツール「CloudEndure」を活用して、実働1人で1カ月強の短期間で完了させた。三井情報(MKI)が8月17日に発表した。

 CloudEndureは、システムの切り替えに伴うダウンタイムを短縮するデータ非同期転送機能、複数サーバの一括管理機能、専門知識のいらないシンプルなユーザーインターフェースが特徴だ。オンプレミスからクラウド、クラウドからクラウドへのサーバ移行に対応し、非同期転送機能を利用したディザスタリカバリにも活用可能だ。

 マイグレーションツールは海外ベンダーが開発した製品が多く、複数のツールを試用する中で、サポート窓口が海外かつ英語対応のみでトラブル解決に時間が掛かったケースがあった。今回は日本語サポート窓口を重視して選定したという。

 今回の移行プロジェクトでは、一部の特殊なサーバの移行に際しては、ツール開発元へのエスカレーションが必要になったものの、MKIが窓口対応したことでスムーズに解決したとしている。

 サーバを移行する際には、システムやデータのコピー、設定作業などに伴い数時間から数日に及ぶサーバ停止が発生する場合があり、通常業務への影響を避けるためにシステム担当者が深夜残業や休日出勤で対応するケースもある。

 今回の移行では、システム停止を短時間に抑え、許容ダウンタイム内でサーバを切り替えられただけでなく、一部のサーバでは通常営業日の昼休み時間に作業を実施したおかげで、時間外勤務を大きく削減できた。

 また、移行プロジェクト全体も当初は半年程度の期間を想定していたが、移行元の外部DCと移行先のパブリッククラウドが並行稼働する期間を1.5カ月に抑えられ、外部DCの解約を前倒しすることでコスト削減にもつながった。

サーバ環境の概要
移行時のアイル社内向けサーバ環境の概要(出典:三井情報)

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