セキュアブレインは8月25日、エンドポイントへのサイバー攻撃を監視するセキュリティ監視センター(SOC)サービスを10月から提供開始する。第1弾としてリモート監視サービスを提供する。利用料金はBasicサービスが年額36万円(税別)。マルウェア対策サービス「Cisco AMP for Endpoints」を使用する。監視するPC台数分のライセンスが必要で、最小ライセンス数は50となっている。
サイバー攻撃が猛威を振るい、重大なセキュリティ事件も発生している。その中で、社内セキュリティ対策チーム(CSIRT)を設置する動きが出てきている。だが、広範にわたるセキュリティ対策を自社だけで対応するには、人材やコストの問題がある。SOCサービスでは、こうしたニーズに対応していく狙いがある。
SOCサービスのイメージ図(出典:セキュアブレイン)
サービス内容は、次のような種類に分かれている。
Basicサービス(アラート監視サービス)
Cisco AMP for Endpointsから送信される検知アラートについて、同社技術者が検知内容を確認して攻撃の有無を判断、検知内容の解説と顧客での対応の必要性などを連絡する。
Standardサービス(イベント分析サービス)
Basicサービスに加え、Cisco AMP for Endpointsの脅威検知イベントについて、同社技術者が検知内容を分析し、感染端末の感染経路や被害状況を確認。対応方法について適切なアドバイスを提供する。
Advancedサービス(運用、インシデント対応サービス)
Basic、Standardの各サービスに加え、検知したマルウェアの簡易解析を実施して検知ルールの登録や除外設定などの運用を行う。サイバー脅威を分析し、拡散防止策、再発防止策を提供する。
オプションサービス
- Cisco AMP for Endpoints導入支援サービス
- マルウェアの詳細解析サービス
- 半期・年次レポートサービス