編集部からのお知らせ
新着:記事選集「エッジコンピューティング」
PDF Report at ZDNet:「文章を書くAI」
日本株展望

4%超も! 不透明相場で輝きを増すREITの好利回り

ZDNet Japan Staff

2017-08-29 10:25

今日のポイント

  1. 日経平均株価は今後も乱高下が予想される。不透明な投資環境が続く中、堅実に資産形成するには、好配当利回りの大型株やREITに長期投資するのが得策と考える
  2. REITには、オフィス、レジデンシャル、リテール、物流、ヘルスケアなど、さまざまな種類がある。分配金利回りが高いものには、分配金が引き下げられるリスクが高いものもある

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

不透明な投資環境続く 地味に利回りを稼ぐREITに注目

 日経平均株価は、年初来、1万8500~2万200円を中心としたボックス相場が続いている。景気と企業業績は好調で、日本株はPER(株価収益率)、配当利回りなどの指標で見て、割安と考えられる。

 ところが、米国の金融政策の先行きに不透明感があり、金融引き締めに打ち止め感が出ると、円高が進むリスクがあることが日本株の上値を押さえている。また、世界中に政治不安が広がっていることも、上値を重くしている。米国のトランプ政権が末期症状を呈していること、北朝鮮の暴走が止まらないこと、中国の海洋進出で周辺国と摩擦が起こっていること、日本の政治混迷も続いていることなど、不安のタネは尽きない。

 日本株は長期的な投資対象として魅力的だと考えているが、それでも短期的に急落・急騰のリスクがある。このような時に、長期投資を始めるにはどうするべきか。まず好配当利回りの大型株や、REIT(リート:上場不動産投資信託)から始めたら良いと思う。

 今日は、分配金利回りが平均約4.1%と魅力的で、東京証券取引所に上場しているREITについて解説する。

不動産への小口投資を可能にしたREIT

 個人投資家の不動産投資というと、ワンルームマンションからアパート1棟までさまざまだが、資金規模からおのずと直接投資できる対象は限られる。

 だが、REITを通じて投資すれば、都心一等地の大型ビルに投資することもできる(図A)。

<図A>REITを通じて大型物件に投資


注・筆者作成

 今は一等地の大型ビルにテナントが集中し、競争力のないビルからテナントが流出する「不動産の二極化」が顕著にみられる時代。投資するなら、一等地の大型ビルに投資したいところだ。

 振り返ると、REITが普及するまでは、一等地の大型ビルに投資するには何百億円という規模の資金が必要だった。個人投資家の不動産投資では、小口で投資できるマンションなどが中心になり、大型ビルへの投資は困難だった。

 これがREITの普及によって状況が一変。今では、小口資金でもREITを通じて、大型ビルに投資することもできるようになった。REITは、証券取引所に上場していて、一般の株式と同じように売り買いができる。最低売買単位での投資額は、10万円以下から100万円超までいろいろある。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]