NSXを使って「Workstation ONE」などを実装している食品配達のSyscoは、早期顧客の1社としてVMware Cloud on AWSを試した。シニアディレクター兼クラウドインフラサービス担当トップ、Matt Nikolaiev氏は、昼休みや会議の合間を利用してデータセンターの構築、ネットワークの構築、ファイアウォール設定、ウェブサーバの構築などの作業が「4時間でできた」と報告した。
VMware Cloud on AWSの早期顧客
VMware Cloud on AWSでは、技術パートナーをはじめとしたエコシステムもできていると言う。
VMware Cloud on AWSはAWSの米国西部 (オレゴン)リージョンで提供を開始した。次は米国東部を予定しており、2018年末までに全てのリージョンに拡大していくと言う。
地理的拡大以外の今後の計画については、「まだ始まったばかり」とJassy氏、顧客の声に耳を傾けながら作業を継続していくと言う。「提携の中にはマーケティング目的のものもあるが、この提携は違う。Pat(Gelsinger氏)と自分はもちろん、2社の幹部が深く関わって作業が進んでいる珍しい関係だ」と続けた。