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日本株展望

見直したい分散投資の効果

ZDNet Japan Staff

2017-09-01 10:50

今日のポイント

  1. Jアラートの発動は地政学リスクの深刻化を知らしめた。8月は安全資産とされる金と債券が買われ、株式の上値が重い。リスク分散効果で相性の良い日本株と金の組み合せに注目
  2. 株価を支えるのは業績期待と日銀のETF買い。外部環境の不安が後退すれば、日経平均は徐々に上値余地を探る動きへ。ただ、半島情勢を巡っては「新ヤルタ会談」の観測も

 これら2点について楽天証券経済研究所チーフグローバルストラテジストの香川睦氏の見解を紹介する。

地政学リスクの台頭で金と債券が堅調

 8月29日、北朝鮮が弾道ミサイルを北海道沖に向けて発射したことで「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が発動。朝鮮半島情勢を巡る緊張が高まった。

 東京市場ではリスク回避の円買いでドル円が一時108円台前半まで下落し、日経平均株価に下方圧力がかかった。参考までに、年初来の資産クラス(種類)別リターンと株式市場別リターンを図表1にまとめた(30日時点)。地政学リスクと米ドル下落を受け、「年初来」も「月初来」も金のリターンが最高位にある。

 8月は内外金利の低下で債券市場も堅調である。世界株式のなかでは新興国株式が好調となっている。「株式だけ」や「日本株だけ」への投資にとどまらず、多様な資産クラスや世界市場に資金を振り分けることにより、投資資金全体のリスク(リターンのブレ)を和らげる「分散投資効果」が期待できることが示されている。

図表1:資産クラス別・株式市場別の期間リターン(一覧)

図表1:資産クラス別・株式市場別の期間リターン(一覧)
注:リターンは各市場指数の期間別騰落率を示す。一覧表は年初来リターンの降順で表示。
出所: Bloombergのデータより楽天証券経済研究所作成(2017年8月30日)

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