Juniper Networksは米国時間8月31日、セキュリティ分析ソフトウェアを開発する新興企業Cyphortを買収する計画を発表した。買収金額などの詳細は明かされていない。
Cyphortは、機械学習ベースの分析エンジンを含むオープンアーキテクチャプラットフォームを持つ。既存のセキュリティツールに統合して、企業が最前線で講じているセキュリティ対策を迂回した脅威を検出するのを支援する。
Cyphortで最高経営責任者(CEO)を務めるManoj Leelanivas氏はJuniperに14年勤務したベテランで、Ciscoにも数年以上勤務した経歴を持つ。CiscoとJuniperでの業務関連の特許を10件以上保有しているようだ。
Juniperは公式ブログで、この買収は「Sky ATP」プラットフォームを強化するものと説明している。サポートするファイルの種類を拡大し、さらなる脅威検出機能を提供していくという。
Juniperは2016年12月にクラウド運用管理企業のAppFormixの買収を発表した。AppFormixのテレメトリとオペレーション管理技術を自社の「Contrail」製品ラインに統合するとしていた。
Juniperは7月、最新の最高技術責任者(CTO)としてBikash Koley氏を起用したことを発表した。Koley氏はContrail、AppFormixを含むJuniperの主要製品を担当することになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。