フィッシング対策協議会は9月4日、Microsoftをかたるフィッシング攻撃への注意を呼び掛けた。同日午前11時時点で攻撃メールから誘導される偽サイトが稼働しており、JPCERT コーディネーションセンターに閉鎖のための調査を依頼している。
確認された攻撃は、「ご注意!!ご利用のマイクロソフトのプロダクトキーが何者かにコピーされています。」といった件名のメールから偽サイトに誘導する。偽サイトでは、メールや電話番号、Skype名、パスワード、PINコード、顧客情報、クレジットカードなどの支払い情報を入力させようとする。
同様の攻撃は2017年1月から断続的に発生しており、今回の対策協議会による注意喚起は3カ月ぶり6度目になる。

マイクロソフトをかたるフィッシングメールの一例(出典:日本マイクロソフト)