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FlyData、産業IoTとAI分野で日本市場に本格参入へ

ZDNet Japan Staff

2017-09-04 18:28

 米シリコンバレーのFlyDataは9月4日、未来創生ファンド(運営者はスパークス・グループ)、アマノ、ニッセイ・キャピタルから総額400万ドルのシリーズA投資を受け、新たに産業IoTと人工知能(AI)分野に参入すると発表した。8月29日付けで日本オフィスを開設し、日本市場にも本格参入するとしている。

 FlyDataはデータ統合ソフトウェア「FlyData Sync」をSaaS形式で提供してきた。企業によるこれまで以上の高度なデータ活用のためには、データ統合だけでは不十分と認識。産業IoT向けなど特定領域に特化したデータ基盤や、AIを用いたデータ加工技術などが必須と考え、新たに産業IoTとAI分野に参入することを決めた。

 産業IoT分野では2016年10月、東京工業大学発のベンチャー企業である光コムと製造業向けのクラウド型品質検査ビッグデータ基盤を共同開発することで合意。成果としての「光コムDrive」は、光コム検査機器から取得したデータを保存し、AIを活用しながらデータ解析をすることで、生産ラインの効率性を最大化することが可能という。

 両社はまず、自動車・自動車部品メーカー向けに、2017年中にサービス提供を開始する。日本市場におけるAI事業展開に先立ち、AIの権威である東京大学 松尾研究室特任准教授の松尾豊氏をアドバイザーに迎えた。

 松尾研究室は、AI、ウェブ、ビジネスモデルの研究を軸に、研究から社会実装まで総合的に取り組んでいる。AI分野における質の高い製品やサービス開発を促進するとともに、日本で優秀な技術者を開拓する。

 FlyDataは、日本にオフィスを開設することにより、光コムをはじめとする国内企業との協業を進めながら、米国で経験したデータ活用に関する知見を生かし、日本の顧客のニーズに応えるとしている。ITだけでなく、データ活用に関する啓蒙活動を通じて、日本企業の経営データ活用を促進する考えだ。

 FlyDataは今後、データ活用のソリューションプロバイダーを目指し、製品ラインナップを拡充するとのこと。データ駆動経営を実現したい企業や「Data Driven Company」を目指す企業を支援するため、データの保存や統合、BIツールによる可視化、解析、示唆抽出を支援していく。

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