Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間9月5日、2017会計年度第3四半期決算(7月31日締め)を発表した。市場の予想を上回る内容となった。
第3四半期の売上高は82億ドル、非GAAPベースの1株あたり利益は30セントだった。

アナリストらは売上高を74億9000万ドル、非GAAPベースの1株あたり利益を26セントと予想していた。
なおHPEは1日、同社のソフトウェア事業の分離、およびMicro Focusへの統合が完了したことを発表している。
エンタープライズグループの売上高は前年同期比3%増の68億ドルとなった。同グループでは、サーバの売上高が1%減だった一方、ストレージが11%増、ネットワークは16%増、テクノロジサービスも1%増となった。

ソフトウェア事業の売上高は前年同期比3%減の7億1800万ドルとなった。同事業では、ライセンスの売上高が2%増、サポートは2%減、プロフェッショナルサービスは23%減、SaaSが7%増だった。
金融サービス事業の売上高は前年同期比10%増の8億9700万ドルだった。
2017会計年度通期の見通しとして、HPEはソフトウェア事業の分離完了を受け、非GAAPベースの1株当たり利益を1.46~1.56ドルから1.36~1.40ドルへと修正している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。