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日本株展望

「10万円以下で買える株」--選び方いろいろ

ZDNet Japan Staff

2017-09-08 11:39

今日のポイント

  1. 10万円以下で買える株には割安株が多いが、成長株は少ない
  2. 10万円以下で買える株の中から、投資銘柄を絞り込む方法はいろいろある。コンセンサスレーティングの高い株、ROEの高い株などが抽出可能。

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

株投資のスクリーニングは魚群探知機のようなもの

 準備万端ととのえて、海に釣りに行った。ボートで乗り出したものの、「どこで釣っていいかわからない? さあ、困った」。ただ、でたらめに竿を出しても釣れるものではない。そんなとき、魚群探知機があれば、釣れる場所を絞り込める。

 株式投資も同じである。3600あまりある上場銘柄の中から、いい銘柄を見つけるのは、気の遠くなるような話だ。でたらめに選んだ銘柄をひとつひとつ調査していったら、いい銘柄にたどりつくのに、どれだけ時間がかかるかわからない。

 そんなとき、スクリーニング(抽出)を活用できれば、助かる。スクリーニングとは、魚群探知機のようなもの。有望銘柄が集まっているところを探り当てることができる。

 今回は10万円以下で買える株の中から、さまざまな切り口で、投資候補となる銘柄群をスクリーニングする方法をご紹介する。今回は、「『10万円以下』で買える好配当利回り株の選び方」の続編である。

10万円以下で買える株には割安株が多い

 10万円以下で買える株には、バリュー株(割安株)がたくさんある。ただし、グロース株(成長株)はあまりない。これまで人気がなく、あまり大きく株価が上昇してこなかったものが多いからだ。

 もちろん、例外はある。人気の成長株でも、何度も株式分割を繰り返し、最小投資金額を引き下げてきたものの中には、10万円以下で買える銘柄もある。

 投資の初心者は、小口で投資できる大型割安株から投資を始めた方がいいと窪田氏は考えている。割安株の中から、地味でも堅実経営の会社を探して投資していくと、後から振り返って、大きなリターンが得られることもあるからだ。

 人気の成長株は輝いて見えるかもしれないが、投資タイミングが難しく、初心者が初めて買う銘柄としては、ふさわしくないかもしれない。

 人の心は移ろいやすいものだ。今人気の株が、1年後もそうとは限らない。人気絶頂の株の人気がなくなっていくときは、株価の下げが大きくなる。人気株を買うならば、その人気の変動を継続的にチェックしなければならない。

 「人の行く裏に道あり花の山」。有名な相場格言である。不人気で割安になっている株の中から、堅実経営できちんと利益を上げている銘柄を買っていった方がかえって大きいリターンを得られる可能性があることを示唆するものだ。

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