明電舎、IoTで安全衛生体制を強化--温湿度を測定、作業者の負荷を推定

NO BUDGET 2017年09月12日 12時38分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 明電舎は水処理施設や変電所などの作業拠点約100カ所のうち10カ所に「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE 安全管理支援ソリューション」を6月から導入した。同社と富士通が9月8日に発表した。

 明電舎では、作業者の安全衛生体制強化の一貫として、暑さによる体調不良や転倒などの非常事態発生時に迅速に対応できるシステムづくりを検討していた。

 今回採用された安全管理支援ソリューションは、建設業や製造業などの現場で作業者の状態を遠隔で把握することで見守り、安心して働ける職場づくりを支援するためのもの。

 具体的には、作業者が装着した「バイタルセンシングバンド」で温湿度やパルスをセンシングし、センサアルゴリズムで熱ストレスレベルや身体負荷レベルを推定、推定結果が事前に設定した通知条件に該当した場合には現場責任者へアラームを通知する。

 アラームを受けた現場責任者は、作業者に電話連絡を取り、体調の確認や休憩指示を行うなど、遠隔地からでも複数の作業者を同時に見守ることができる。経営層は蓄積されたデータから各現場の作業者の状況を総合的に把握し、働きやすい環境の中長期的な改善施策の検討にもつなげることが可能となる。


各拠点のイメージ図

 明電舎と富士通は今後、導入からのデータを活用して、高い熱ストレスレベルを頻繁に生じる期間と生じにくい期間と比較、分析し、より安全な作業現場の実現に向けた施策を検討していくとしている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
トランザクションの今昔物語
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
展望2017
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算