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バックアップデータの行き先はテープよりもクラウドに--ベリタス

國谷武史 (編集部)

2017-09-14 16:07

 ベリタステクノロジーズは9月14日、中堅・中小企業向けバックアップソフトウェア製品群の最新機能を発表し、クラウドサービスを利用したバックアップ運用の“変化”を打ち出した。

 同社が展開するバックアップ製品の最新版は、中堅企業向けが「Veritas Backup Excec 16 FP2」、中小企業向けが「Veritas System Recovery 16 FP12」の2つ。また、Backup Excecや大企業向けの「Veritas NetBackup」のオプション機能で提供していたPCデータバックアップの「Desktop and Laptop Option」を製品化した。

Veritas
Veritas Technologies Backup Excec製品群担当ゼネラルマネージャのSimon Jelley氏

 米Veritas Technologies Backup Excec製品群担当ゼネラルマネージャのSimon Jelley氏は、企業のIT基盤が仮想環境やクラウド環境に移行しつつあり、業務データのバックアップ先についてもオンプレミスからクラウドへの移行を進めていると説明した。

 Backup Excecでは、数年ほど前からクラウドサービスにもバックアップできるようにはなっていたが、対応するサービスはごく一部だった。同社はSymantecからスピンアウトして以降、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft、Googleらと相次いで業務提携し、各社のパブリッククラウドサービスへシステムやデータをバックアップできるようにしたという。

数十年の歴史があるBackup
数十年の歴史があるBackup Excecによるバックアップは、これまで220カ国で8億回も行われてきたという

 Jelley氏によると、Backup Excec 16 FP2では、バックアップ先に3社のクラウドサービスやAWS S3互換のオブジェクトストレージを選べるようにし、データ重複排除機能のクラウド環境対応に伴う最適化、自動バックアップ設定の強化と、SSL暗号化通信によるデータ転送、使用帯域と転送データ量の抑制を図った。System Recovery 16 FP12でも、バックアップ先にAWSとMicrosoft Azureを選べるようにしたほか、各種Linuxサーバの対応範囲を大幅に広げた。

 バックアップの運用では、直近の数世代分のバックデータをオンプレミスに置き、それよりも古い世代のデータはLTOに移動して長期保管、廃棄するのが一般的だった。Jelley氏は、クラウド対応を強化した最新版で、ユーザーがテープバックアップからクラウドバックアップに移り変わることができるとコメント。昨今ではクラウドストレージサービスも値下げも進み、バックアップデータのアーカイブ先にクラウドストレージを利用する企業も出始めている。

System
System Recovery 16 FP12の強化点

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