
「Safari」の設定を変更する
iOSのデフォルトブラウザであるSafariには、知っておくべきプライバシー設定がいくつかある。Appleは広告を個人に合わせて最適化するためのクッキーの利用に新たな制限をかけたため、広告会社がウェブサイトをまたがるユーザーの動きを追跡するのは以前よりも難しくなった。Appleによれば、今回の変更の狙いは、ユーザーが利用しているサイトのクッキーだけを恒久的に維持し、追跡用のデータは常に消去されるようにすることだという。
「設定」>「Safari」で「ポップアップブロック」を有効にし、「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオンにすれば、広告会社がウェブの閲覧履歴を利用することを防ぐことができる。広告会社側が対応していれば、「トラッキングの停止を要求」をオンにすることにも効果がある。また、「詐欺Webサイトの警告」機能を使えば、悪意のあるフィッシングページに対してより安全になる。