苦境に陥っている米信用情報会社大手Equifaxの会長兼最高経営責任者(CEO)、Richard Smith氏は、米国時間9月26日に辞任した。
Equifaxは26日の早い時間に出した声明の中で、10年以上勤務していたSmith氏が「引退」すると発表した。同社のアジア太平洋担当プレジデントだったPaulino do Rego Barros氏が新CEOに就任する。
Equifaxは、5月中旬から7月にかけてハッキングされていたことを約2週間前に発表した。同社によると、最大で1億4300万人の消費者が個人情報流出の影響を受けた可能性があるという。
情報流出以降、セキュリティ上の問題が相次いだことで、Equifaxは立て直しに苦戦している。なお同社はインシデント対応にあたって、主にセキュリティ企業Mandiantの支援を受けているとされている。
情報流出の発表から約1週間後の9月15日深夜、Equifaxは上級幹部らが「引退」すると発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。