ハッキングで苦境のEquifax、ついにCEOも辞任

Zack Whittaker (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉 (ガリレオ)

2017-09-27 11:18

 苦境に陥っている米信用情報会社大手Equifaxの会長兼最高経営責任者(CEO)、Richard Smith氏は、米国時間9月26日に辞任した。

 Equifaxは26日の早い時間に出した声明の中で、10年以上勤務していたSmith氏が「引退」すると発表した。同社のアジア太平洋担当プレジデントだったPaulino do Rego Barros氏が新CEOに就任する。

 Equifaxは、5月中旬から7月にかけてハッキングされていたことを約2週間前に発表した。同社によると、最大で1億4300万人の消費者が個人情報流出の影響を受けた可能性があるという。

 情報流出以降、セキュリティ上の問題が相次いだことで、Equifaxは立て直しに苦戦している。なお同社はインシデント対応にあたって、主にセキュリティ企業Mandiantの支援を受けているとされている。

 情報流出の発表から約1週間後の9月15日深夜、Equifaxは上級幹部らが「引退」すると発表した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]