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デル氏が語るAI、PC、スマホ--DellとEMCの合体から1年 - (page 4)

末岡洋子

2017-10-03 07:30

--AIをはじめ、ハイテク業界のネガティブな副作用に対して、技術業界は責任がある? 例えば環境や雇用への影響が悪い副作用として考えられる。

Dell氏 技術が与えるインパクトが大きくなれば、当然責任を持つべきだろうーートランジション(移行や変革)をナビゲートする責任がある。

 われわれが責任を示している1つの例として、教育分野でさまざまな活動を行なっている。次世代の生徒が、これからの時代での成功に必要なスキルを準備できる。環境も以前から取り組んでいる。環境へのインパクトが少ない素材を使う、リサイクルなどだ。

 このように、Dellは技術企業として社会に何ができるかを考えており、意見を政府や業界と共有・交換している。

Gelsinger氏 セキュリティについて話をすると、現在の状況は我々技術業界の責任だと受け止めている。VMworldでは「AppDefense」というセキュリティサービスを発表した。また、パッチを当てるなどサイバー衛生の基本については、法案化について政治家と話している。

--DellはPCでスタートしたが、PCとスマートフォン、どちらでイノベーションが起きている?

Dell氏 PCかスマートフォンか、どちらかの話ではない。我々はさまざまな種類のコンピューターを持っている。装着型もあれば、ポケットに入れるものもあるし、自動車に組み込まれた画面、家庭にある大画面もコンピュータで、基本的にマイクロプロセッサをベースとしたマシンであることに変わりない。面白いことが起こっているのは、ミックスドリアリティ、AR、VRといったデータのビジュアルゼーションだ。ユーザーはさまざまなデバイスを使って情報をコンシュームするが、ビジュアル表示が重要になっている。

 近い将来、1000億台ものマイクロプロセッサベースのデバイスが出てくる。将来という点ではこちらの方が面白い。これらが全て接続されデータを生成するからだ。

 デバイスは引き続き重要だ。しかし、コンピューティングはデバイスを超えて動いており、Dell Technologiesはこの動きを見ながら動いている。製品を改善していくのはもちろんだが、われわれはITがITの枠を超えてビジネストランスフォーメーションを可能にするビジネステクノロジーになっているところが重要だと思っている。顧客は創造し得る全てのものにインターネットを組み込んでおり、これが将来を作る。PCやスマートフォンをはるかに超えているのだ。

Gelsinger氏 PCはビジネスの機能に統合されている。

 自分はマルチデバイス派だが、創造するためのマシンとしてPCに代わるものはない。タブレットで何か創造的なことをやるのは難しい。次のブレークスルーはヒューマンインターフェイス、ホログラフィックキーボードなどで、キーボードそのものが不要になるかもしれない。だがUIで大きな変化があるまでは、ユースケースに変化はないだろう。

--技術と競争の構図が急速に変化している。5年後のDell Techonlogiesを展望すると?

Dell氏 デジタルトランスフォーメーションが本格化するだろう。メーカー、小売、ヘルスケア・・・。あらゆる業界で、自分たちがやっていることを、技術を使って変えようとしている。これは、Dell Technologiesの方向性が正しいことを示しており、市場の拡大と我々の関連性を強化できる。

 顧客が新しいビジネスモデルにエンゲージし、自社のビジネスを変革するのを支援する。速度はこの5年で加速するだろうーー5Gがスタートし、スマートなインテリジェントなマシンの数が爆発的に増える。我々が今現在”インターネット”としてとらえているものの10倍、100倍大きなものになる。Dell Technologiesはそれを支えることができる。

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