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日本株展望

短観DI強い!--7~9月も企業業績は好調継続の見込み

ZDNet Japan Staff

2017-10-03 10:30

今日のポイント

  1. 2日発表の9月日銀短観は好調。大企業製造業と非製造業のDI(業況判断指数)はともに高水準。10月後半に発表が始まる7~9月決算は好調が見込まれる
  2. 解散総選挙をめぐる不透明感や北朝鮮情勢が日経平均株価の上値を抑える一方、日本の企業業績回復が上値トライの期待をつなぐ要因となっている

 これら2点について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

9月の日銀短観は強い内容

 10月2日に、日本銀行が発表した大企業DI(業況判断指数)は、強い内容だった。解散総選挙をめぐる不透明感や北朝鮮の不安が、日経平均の上値を抑えているが、日本企業の業績回復が続いていることが、日経平均上値トライの期待をつなぐ形となっている。

 日銀短観で一番注目が高い、大企業DIは以下の通り、製造業・非製造業ともに好調だった。

日銀短観、大企業DI推移:2012年3月~2017年9月


出所:日本銀行  

 大企業製造業・非製造業DIは、日本の上場企業の業績動向をよく表す。10月2日発表のDIは、9月に大企業に実施したアンケート調査から作っている。10月のDIが強かったことから、10月後半から発表が始まる7~9月決算は好調が見込まれる。

 大企業DIは、企業業績よりも早く発表されるので、決算発表の先行指標となっている。実際、7月3日に発表された6月の日銀短観DIは強く、4~6月の決算も好調だった。

製造業でDIが高いのは素材・機械産業

 大企業・製造業で、DIが特に強かった業種を挙げると、以下の通り。

大企業・製造業で、DIが高かった業種、低かった業種


出所:日銀短観2017年9月

 大企業・製造業でDIの水準が特に高いのが、生産用機械・汎用機械・業務用機械である。設備投資の回復が鮮明になってきたことがうかがえる。9月中間決算では、設備投資関連株の業績に注目が集まりそうだ。

 一方、造船重機は、不振が続いている。繊維はプラスだが低水準。造船・重機・繊維ともに、構造的な不振が続いている。

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