富士ゼロックスは10月2日、企業が開設している異なるソーシャルメディアの複数アカウントを統合管理できるクラウドサービス「SkyDesk Social」を提供開始すると発表した。日本、シンガポール、オーストラリアで販売する。
スタンダードプランは半年の契約で5000円台と手ごろな価格帯で利用できる。ブランドごとに5種類までのSNSアカウント(Facebook、twitter、Instagram、LinkedIn、Google+)を統合し、管理分析することが可能。複数SNSへの一括投稿が可能なほか、“いいね!”やコメントを付けたアカウントの属性、コメント内容のポジティブ/ネガティブを分析し、得られた情報をSNS運営に活用できる。
SkyDesk Socialの利用画面(出典:富士ゼロックス)
ブランドごとの複数SNSへの同時投稿は、指定した日時に予約できる。また、過去の投稿への反響実績から反響の多い投稿タイミングを自動予測して提案する「SmartQ」機能も備える。
投稿コメントのアカウント属性分析や内容のポジティブ/ネガティブ分析は、「センチメント分析」機能を利用する。同時に複数SNS上の情報をキーワード検索し、関連の高い投稿を見つけて“いいね!”するなど、双方向コミュニケーションを可能にする「モニタリング」機能も搭載する。
サービス別の利用価格、提供機能(出典:富士ゼロックス)