企業買収

IBM、デジタルエージェンシー「IBM iX」強化へ--豪Vivant Digital買収を発表

Natalie Gagliordi (CNET News) 翻訳校正: 編集部

2017-10-05 11:35

 IBMは現地時間10月4日、オーストラリアのシドニーに拠点を置く小規模なデジタル関連コンサルタント企業Vivant Digitalを買収する意向を発表した。金銭的な条件は明らかにされていない。

 IBMはVivantを「IBM iX」部門に吸収する計画だ。また、Vivantの創業者であり、最高経営責任者(CEO)でもあるAnthony Farah氏は、IBMでオーストラリア/ニュージーランド担当のデジタル戦略とiXのリーダー(Digital Strategy and iX Leader)としての役割を担うことになる。

 IBMによると、Vivantは金融サービス業界や流通業界において確かな実績を持つという。また、Vivantのデザインに対するアプローチは、顧客のビジネス戦略策定を支援するために、行動科学やデータ、テクノロジを取り入れているという。

 IBMはiX事業の持つ力を世界的に拡大し、より多くの顧客にリーチする取り組みを続けてきている。今回の買収は同社にとって、こうした拡大に向けた戦略的な動きであるとともに、オーストラリア市場でより強固な足場を築くという目的がある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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